思考停止するのは原始反射が残存しているから#爬虫類脳

ストレスや不安、恐怖などの感情が高まると、爬虫類脳が優位になり、思考停止に陥ることがある。これは例え大人であっても、原始反射が残存しているためである。

ただ爬虫類脳は、「攻撃する」「逃げる」「(恐怖で)固まる」の3つしか選択肢が無い上に、衝動的に勝手に動いてしまう為、思考で選択肢を選ぶことすらできない。

よって爬虫類脳が優位な状態では、自己成長とか、研鑽を積もうとか、そういう長期的な目標を持つことすら無理。

例えば、学校の勉強では、人間脳の生徒は他人に関係なく自己成長の為に勉強できる。哺乳類脳の生徒は、周りの生徒が勉強してたら、ライバルがいたら、勉強を頑張れる。爬虫類脳の生徒は、一切勉強しないか、引きこもるか、他の生徒の勉強の邪魔をしたり、勉強できる子をイジメたりする。

#### 爬虫類脳とは

人間の脳は、進化の過程で3つの段階を経て発達してきたとされる。そのうち、最も原始的な部分が「爬虫類脳」と呼ばれる。この部分は、生命維持に必要な基本的な反射や本能的な行動を司る。たとえば、危険を感じたときには、身を守るために逃げたり攻撃したりする反応が出る。

#### 原始反射とは

原始反射とは、爬虫類脳が司る反射のことである。これは、生命維持に必要な反応であり、意識的な制御を受けない。たとえば、手を火に触れたときには、瞬時に手を引っ込める反応が出る。このような反応は、脳幹にある原始的な神経回路によって制御されている。

#### 感情と爬虫類脳

感情が高まると、爬虫類脳が優位になることがある。これは、感情が原始反射を引き起こすためである。たとえば、恐怖を感じたときには、身を守るために逃げたり攻撃したりする反応が出る。このような反応は、意識的な制御を受けないため、思考停止に陥ることがある。

#### 思考停止とは

思考停止とは、脳が一時的に停止する状態のことである。これは、爬虫類脳が優位になることによって引き起こされる。たとえば、恐怖を感じたときには、身を守るために逃げたり攻撃したりする反応が出る。このような反応は、意識的な制御を受けないため、思考停止に陥ることがある。思考停止に陥ると、冷静な判断ができなくなり、誤った行動をとる可能性がある。

コメント